マーケティング分野の授業

マーケティングって何?

マーケティングは、企業が消費者に商品を買ってもらうために行う様々な活動のことです。テレビCMや新聞広告などで商品を見て興味を持ったり、お店で見かけた商品をつい買ってしまったということはありますか?

企業は、消費者が欲しいと思う商品は何かを調べ、商品を開発・流通させ、消費者にその商品情報を発信しています。

マーケティング活動のことを詳しく学習すれば、企業がどのようにして消費者に商品を購入してもらおうとしているかわかるでしょう。


マーケティング分野の科目

マーケティング

消費者に商品を購入してもらうためには、①商品に魅力がある。②価格が適切である。③買いやすい場所・方法で購入できる。④広告宣伝により商品を知ってもらう。といった条件が全て揃うことが必要です。いくらいい商品でも価格が高かったり、消費者に存在を知ってもらえなければ売れません。

マーケティングは、「消費者に自社の商品を買ってもらうための活動」なのです。

あなたは、「買う予定がなかったけど、つい買ってしまった。」という経験はありませんか?

マーケティングを学ぶことで、「消費者に選んでもらえる商品を提案できる人材」になったり、「買わされる消費者ではなく、主体的に判断して購入できる消費者」になったりできるかもしれません。


商品開発と流通

商品開発は、マーケティング活動の中でも中核となる活動です。また、開発した商品を適切な流通経路で消費者に届ける必要があります。

商業高校の中には、地元の農産品を活かした商品を開発し、実際に販売したり、企業と連携して新商品の提案を行うなどの活動をしているところもあります。

自分が考えた商品が販売されている姿を想像してみてください。ちょっと誇らしい気持ちになりませんか?

今や実際の店舗で商品を購入するだけでなく、インターネットショッピングなどの電子商取引が盛んな時代です。自分が開発した商品をターゲットとする消費者に届けるためには、どのような流通経路にするべきかを考えることも重要なことです。

商品開発と流通は、「自分で商品を作ってみたい!売ってみたい!」という意欲を引き立てる魅力のある科目です。

ビジネスプランを考案し、広告を作成する実習の例


観光ビジネス

観光は、「地域経済を支える基幹産業だ」という地域も少なくありません。日本国内の旅行者のみならず、海外からの旅行者を招致して日本の魅力、地域の魅力を国内外に発信することは、とても意義があることです。

では、みなさんは「日本の魅力、自分が住む地域の魅力はなんだと思いますか?」その魅力を「観光資源として活かすためには、どのように活動すれば良いと思いますか?」

どの地域にも魅力的な観光資源はあります。なければ発想次第で産み出すことができます。観光ビジネスは、観光産業の担い手を育てようと新たに商業科目に加わった新しい科目なのです。観光ビジネスを学んで観光産業の担い手として活躍することを目指しませんか?

千葉県の商業高校

千葉県商業部会 広報委員会が作成する商業高校の紹介ページです。 簿記って何?情報処理ってどんなことするの?商業高校ならではの授業や部活動、取り組みを紹介します。

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